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連載コラム2019.11.01

連載コラム Vol.25 – 南仏漁師の町「セット」で、夏の音楽フェス!

佐藤丈春佐藤丈春

今年の夏休みのキックオフとして、南仏は地中海に面する港町「Sete」セットに行ってきました(フランス語での発音にならった上で、日本語で一番近い表記が「セット」ですね)。きっかけは、DJ・ブロードキャスターとしてロンドンを拠点に活躍するジャイルス・ピーターソン氏がプロデュースを手がける「ワールドワイド・フェスティバル」があったからです(今年で14回目)。14年前の夏に始めた当時は2-3日程度のイベントだったのが、年を追って規模を増し、今年は8日間にもわたる「音楽マラソン」なイベントとなりました。イベント名にふさわしく、世界中からトップ・アーティストが多く集結します。日中は美術館やビーチ、夜は「Theatre de la Mer」つまり「海のシアター」と呼ばれる野外劇場でのDJ、ライブやトークセッションが繰り広げられます。この野外劇場は、海を見下ろす崖にあり「要塞っぽい造りだな」と思いきやその通り、1740年代に建造された要塞だそうです(それ以前の1710年にイギリス軍が侵略を試みたため)。

「海のシアター」での盛り上がっている様子。写真左手奥が海

僕が拠点を置くロンドンからのアクセスは、飛行機で2時間程度でモンペリエに行き、その後タクシーで1時間程度、西に移動するとセットに到着。到着時の気温はなんと42度。サハラ砂漠からの熱波に影響を受けて、異常な暑さとなっていましたし、世界的な気候変動を肌で感じざるをえませんでした。この翌日からは30度前後に落ち着き、海風もあって問題なく過ごすことができましたが。
滞在したのは「La Singuliere」(ラ・サンギュリエール=特別)。名前の由来は、詩人のポール・ヴァレリー(1871年セット生まれ。ノーベル文学賞の候補にノミネート)が「特別な島だ」と述べたことだそうで(地図上では分かりづらいのですが、セットは実は島なんです)、名付け親のとても気さくなフランス人夫婦が経営する、たった5部屋の小さなホテルです。この夫婦はロンドンでインテリア照明を製作する会社を営んでいたため、内装のセンスは光るものがあります。サービスはとてもパーソナルで、各ゲストの質問や要望に、丁寧に答えて(応えて)くれました。日本の「おもてなし」精神を持っている人達であると断言します。丘の上にあるため、地中海の見晴らしも最高!

滞在した「ラ・サンギュリエール」のプールでくつろいでいると、ホテルの看板犬「ノラ」ちゃんも合流
同ホテルのテラス。ここで日光に包まれていただく朝食は新鮮で最高

セットは昔から漁師の拠点となっています。新鮮な魚介類をベースとした料理を美味しく頂けるレストランも連なっていて、毎日楽しむことができました。

日中にマーケットでいただいた魚のスープは大好物。左のチーズやパンと合わせる

おすすめレストランは「La Peniche」つまり「ボート」。クラシックな内外装の船の中でする食事は、いつもと違う経験になりますし、料理はもちろん、自家製パンナコッタは忘れられない、素晴らしい味でした。僕はこの店(船)を気にって、滞在中に2回行ってしまいました(2回ともデザートはパンナコッタ)。この町、必見です!

「ラ・ペニシェ」の外観。中心から少し離れており、周りは静か
滞在中2回いただいた「ラ・ペニシェ」自家製パンナコッタは思い出の逸品
同レストランで食べた生牡蠣。もちろん近所で獲れたもの
地元のワインメーカー「ロルマリン」の白ワインは料理にぴったりで爽やかな味だった

佐藤丈春(さとう・たけはる)
1976年東京生まれ。2005年に渡英、2007年に英国王立芸術院卒業。グローバル情報誌『モノクル』に創刊から関わり、ファッションディレクターとして7年間努めた後、2014年独立。現在は英国・欧州ファッションブランドの広告・カタログのスタイリングやアートディレクションを中心に活動する。

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