商品レビュー2019.04.12

レザー or ナイロン…ビジネスバッグの素材、どちらを選ぶ?

TABITUS+編集部TABITUS+編集部

ビジネスで使うバッグの素材にはさまざまなものがありますが、定番の素材としては「本革(レザー)」か「ナイロン」が挙げられます。どちらを選択するかは、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで決めたいもの。今回は、本革製とナイロン製バッグの特徴や、おすすめブランドをご紹介します。

上品な大人感を演出してくれる本革製バッグ

革の種類、加工や仕上げなどで印象が変わる

まずは、レザー製のビジネスバッグの特徴です。本革素材とひと言でまとめても、実際にはさまざまな種類があります。代表的なものとして牛革がありますが、その中でも生後6ヶ月以内の子牛の革でつくられるカーフ、生後2年以上経過した出産経験のある雌の革でつくられるカウハイドなど、さらに分類されています。
牛のほか、馬、豚、羊、山羊(ゴート)、ダチョウ(オーストリッチ)、ワニ、トカゲ(リザード)などの革がバッグに多用されています。
革素材は、加工や仕上げによって見た目の高級感が大きく変わります。光沢のある塗料を重ねたエナメル仕上げ、革を収縮させて細かなシワを人工的につけるシボ加工、革の内側を起毛させたスエード加工、プレス機で表面に凹凸をつける型押し加工などがあります。

高級感があり、使い込むほどに味が出る

革素材のメリットは、何と言っても高級感。上質な革、希少な革であれば、一層高級感が増します。そして、使い込むほどに独特の風合いが出てくることも特長。特に、仕上げ加工が少ない「ヌメ革」は、経年による変化が楽しめる革素材として知られています。良質な革素材は、手入れをしっかり行うことで、何十年も使い続けることもできます。
一方、デメリットとしては、手入れが面倒なこと。また、革の種類にもよりますがバッグの重量が重たくなってしまいがちです。加工や仕上げ方法次第では水に濡れるとシミが残ったり、汚れが落ちにくかったりするものもあります。

軽量で扱いやすいナイロン製バッグ

多様な用途で使用される合成繊維素材

ナイロン素材は、石油を原料としてつくられた合成繊維であり、ストッキングや下着などに使用される薄くて柔らかいものから、ギターの弦、釣り糸、人工芝やタイヤなどに用いられるような非常に丈夫なものまで、幅広い種類があります。
主に、素材となるナイロン繊維の糸の太さ(デニール)によって製造される製品が異なりますが、バッグには強度の強い太めの繊維が使用されるケースが多く見られます。メジャーなものとしては、非常に優れた耐久性や耐水性を持つコーデュラやバリスティックなどが挙げられます。刃物を使っても切れないような素材もあります。

リーズナブルで耐久性に優れ、手入れがラク

ナイロン素材のメリットは、軽量で丈夫なことが一番に挙げられます。そして、本革素材に比べるとリーズナブルで、縫製や加工がしやすいこと。デニールや加工方法にもよりますが、はっ水性・耐水性に優れており、摩擦にも強く耐久性があるのも特長です。また、汚れがついても拭き取ればOKなど、手入れが簡単であることも大きなメリットです。
デメリットとしては、使えば使うほど傷みが現れ、経年による劣化が進むこと。革と比べると熱に弱いことも挙げられます。また、ビジネスシーンにおいては、カジュアルになりがちで高級感は得づらいことが挙げられます。

本革製・ナイロン製、おすすめブランド

「豊かなる旅」をコンセプトに上質な革製品をつくる『RiTOUR〈リツア〉』

「Rich」な「Tour」=「豊かなる旅」の名脇役になる、こだわりのあるレザーコレクションを展開するブランド〈リツア〉。確かな審美眼で厳選した質の高い素材を用い、優れた技術を持つ革職人の手から、さまざまなレザーアイテムが生み出されています。
中でも、全天候型レザーを使った『〈リツア〉はっ水シュリンクレザー ブリーフ』は、表面にはっ水機能を備えたビジネスバッグ。徹底的なジャパンメイドにこだわり、神戸牛の皮革素材を使用し、鞣(なめ)し工程や染色作業からバッグの縫製・製造に至るまで、すべてを日本国内で行っています。
後からはっ水加工を施すのではなく、鞣し段階からはっ水成分を革繊維に浸透させているので、長期間にわたって水や汚れをはじく性能が持続します。
内生地にもこだわりが。縁起が良いとされている「青海波」柄を採用し、カタカナの「リツア」ロゴを配するなど、日本の文化をさりげなく取り入れています。
ブリーフ以外にも財布やパスポートケースなど、使うほどに風合いが増す革製品を展開。いずれも高品質で機能性も備えています。

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出張や旅に心地良さをプラスする『TABITUS〈タビタス〉』

ナイロン素材のビジネスバッグなら、機能性・実用性に優れ、さまざまなシーンで活躍するタビタスのバッグがおすすめ。丈夫なナイロン素材の表面に、ハンドル部やブランドロゴ部などには牛革を使っており、カジュアルさが抑えられてフォーマル感が漂います。
タビタスには、ビジネスパーソンの使い勝手を考えてつくられた、さまざまなタイプのバッグが揃っているのもポイント。オーソドックスなブリーフケースのほか、リュックやトートタイプ、日々の仕事だけでなく出張にも使えるものも数多くラインアップしています。
特に、多機能な『〈タビタス〉ブリーフケース』は、“デキる大人”を演出してくれるバッグ。軽量で耐久性に優れ、実用的で多彩な収納部を備えた、通勤から出張まで幅広く活躍してくれます。

〈タビタス〉ブリーフケースのご購入はこちら

レザー製かナイロン製か、どちらのバッグを選ぶかは、どのメリットを優先するかで決まります。実際の使い方を考慮した上で、ご自身の好みのものを選ぶとよいでしょう。
本革製とナイロン製の両方のバッグを持っていれば、その日の仕事の内容や気分、ファッションに合うバッグを選べます。ぜひ、お気に入りのビジネスバッグを見つけてください!

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