身体がしっかり暖まる、高品質なマフラーで防寒

ポイントは、「色・柄」、「つくり」、「素材」

【色・柄】…ネイビーやグレーの無地がベター

スーツに合わせるマフラーは、落ち着いたベーシックなカラーを選ぶのが基本。ネイビーやグレー、ブラック、ブラウンなどのモノトーンが適しています。
スーツの色味がブラックやダークな色合いの場合、ブラックのマフラーだと全体の印象が重くなりすぎることがあるので注意。ネイビーやグレーの方が合わせやすいと言えるでしょう。
柄は、無地ならどんなスーツにもフィットします。柄物を選ぶなら、目立ち過ぎない物を選ぶべき。ストライプならペンシルストライプやチョークストライプ、チェックならウィンドウペンといったところ。ハウンドトゥース（千鳥格子）やグレンチェックなどはクラシカルな定番の柄ですが、スーツの色味や柄との組み合わせが難しくなります。ファッション上級者はチャレンジしてもいいかも。

【つくり】…「編み」ではなく「織り」

マフラーのつくりは、大別すると「編み」か「織り」の2つ。「編み」は、“手編みのマフラー”に代表されるような、太めの毛糸で編まれた、ざっくり感のある仕上がりが特徴です。「織り」は、縦糸と横糸を織ってつくられ、織り目が詰まっています。
スーツに合わせるのは「織り」でつくられたマフラー。「編み」はカジュアルになりすぎるので、ビジネスシーンでは避けるのが無難です。

【素材】…上質なウール系天然素材

さまざまな素材のマフラーが存在しますが、大人としては上質な素材にこだわって選びたいもの。暖かくて高品質な天然のウール系素材を選ぶとよいでしょう。
スタンダードなのは羊毛ウール。中でもメリノウールは肌触りのよさに定評があります。カシミヤは、ヤギの毛から取れる高級な素材。柔らかく、薄くても暖かいのが特徴です。南米・アンデスの高地などに生息するアルパカのアルパカウールは、ウールの中でも最上質に位置付けられています。他のウールよりも保温性が高く、繊維が細く柔らかで、なおかつ丈夫で毛玉にもなりにくいので、防寒アイテムに最適な素材です。

TABITUS＋編集部のおすすめ・その1「〈タビタス〉 洗えるカシミヤマフラー」

上質なカシミヤを100％使用した、滑らかな肌触りとふんわり軽いつけ心地のマフラー。薄手でも驚くほど暖かく、スーツの首元をしっかり保温してくれます。
サイズは、幅30×長さ190cm（約・フリンジ含む）。首にひと巻きしてスマートにキマり、スーツのVゾーンに理想的な長さです。
冬場はひんぱんに使うアイテムなので、汚れなどが気になるところ。洗濯方法は、ドライクリーニングのほか、自宅での手洗いもOKなので、気兼ねなく日常使いできます。
カラーは、ネイビー、グレー、ブラウンの3色展開。お好みで好きなカラーを選べます。

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TABITUS＋編集部のおすすめ・その2「〈タビタス×ザ イノウエ ブラザーズ〉マフラー」

コペンハーゲン出身の日本人、井上聡・清史兄弟による“ザ イノウエブラザーズ”と、タビタスがコラボして誕生した「〈タビタス×ザ イノウエ ブラザーズ〉マフラー」。素材には良質なベビーアルパカの毛を使用し、原産地であるペルーでつくられています。上品な光沢のある手触りのよい柔らかな繊維で丁寧に織られており、ゴワつきがなく、薄手でも優れた保温性を発揮します。
カラーは2色で、マフラーの定番色ネイビーとライトグレー。幅30×長さ180cm（約・フリンジ含む）のサイズで、寒い時期に活躍してくれます。こちらも、自宅での手洗い、ドライクリーニングで洗濯可能です。

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素材・色違いで2本持っていれば、スーツの色味に合わせてコーディネートでき、オシャレ度がアップします。
また、マフラーは巻き方によっても印象が変わります。2つに折って首にかけ、折ったところにフリンジ部を通す「ワンループ巻き」は、首元がしっかり暖まるベーシックな巻き方のひとつ。
スーツに似合うマフラーを選んで、ワンランク上の冬の着こなしを目指しましょう。