商品レビュー2020.02.14

空港の手荷物検査でモタつかないために

TABITUS+編集部TABITUS+編集部

飛行機に搭乗する際、必ず通過する保安検査場。機内に持ち込む手荷物の検査が行われますが、昨年から国内線の保安検査がより強化されたこともあり、長い行列ができたり、予想以上に時間がかかったりすることも。 できるだけスムーズに手荷物検査を通過するためのポイントや、荷物のまとめ方などをご紹介します。

保安検査場をスムーズに通過しよう!

コートや上着、厚底の靴などは脱いで保安検査を受けることに

2019年9月以降、テロ対策など機内での安全性確保のため、保安検査(セキュリティチェック)がより強化されました。着用している衣服や靴などに危険物を隠して機内持ち込みされることを防ぐための対策です。
それに伴い、すべての乗客のコートやジャケット、パーカーなどの上着も検査と対象となり、脱いでトレーに乗せてX線検査装置を通すことになっています。
また、靴の検査も強化されており、特に厚底の靴や金属の装飾のある靴などは、脱いでトレーに乗せてX線検査装置を通さなければならないケースもありますのでご注意ください。

「凶器」となりうるものは機内に持ち込めない

不特定多数の人が乗り合う飛行機。人に危害を与える恐れがある爆発物や刃物類などは危険物として、機内持ち込みが禁じられており、それらの検査も強化されました。特に爆発物については、検査装置を使った検査が行われるようになっています。
ナイフやハサミなどの機内持ち込み規定は、基本的には従来と変わっていませんが、検査自体がより厳密になっていますので、注意が必要です。バッグから取り出して、細かく調べられる場合もあります。
ちなみに、JAL(国内線)の機内持ち込み手荷物については、以下のリンク先でご確認ください(航空会社によって異なります。国内線と国際線で異なります)

JAL『持ち込み・お預けに制限のあるお手荷物』

保安検査をスムーズに済ませるポイント

機内持ち込み手荷物や、着ている服や靴、身につけているものにも問題がなければ、X線検査装置、金属探知機、ボディスキャナーなど、すべての検査がスムーズに終了します。
事前に機内持ち込みできないものをしっかり確認しておきましょう。


<事前に行っておくこと>

  • 機内持ち込みする手荷物のサイズ・個数・重量を規定内に収めておく。
  • 機内持ち込みする手荷物の中に、持ち込めないものがないことを確認しておく。
  • ブーツや厚底の靴を履いている場合は、すぐに脱げるようにしておく

  • <保安検査直前に行うこと>

  • 着ているコートや上着類は脱いでトレーに入れる。
  • 身につけている帽子やマフラー・ストール類は取ってトレーに入れる。
  • バッグ内のパソコンやタブレット類は取り出してトレーに入れる。
  • ペットボトル飲料などの液体物はトレーに入れる。
  • 国際線の場合の液体物は、100ml以下の容器に入れ、1リットル以下の透明のプラスチック袋に入れた上でトレーに入れる。
  • ポケット内のスマートフォンや鍵、財布を取り出しトレーに入れる。
  • ベルトの金属製バックル、アクセサリー類、腕時計など、金属探知機に反応しそうなものは、外してトレーに入れる。
  • 【人工関節など金属製の医療器具をお使いの方】
    国内線の場合、あらかじめ検査員にその旨伝えるとスムーズです。
    国際線の場合、病院発行の証明書(英文表記)などがあるとスムーズです。

    機内で不要なものは持ち込まず、ポーチやケースを活用してパッキング


    従来、国内線では持ち込み可能とされている爪切りや眉毛切りはさみなどでも、確認のために取り出しを求められるケースもあります。機内で使うことがないものはキャリーケースなどに入れ、各航空会社のチェックインカウンターで預けましょう。機内に持ち込む荷物を最小限に絞ることで、保安検査で手間取ることを減らせます。

    荷物を預けずに機内持ち込みする場合は、持っていく荷物自体をできるだけ少なくすること。そして、バッグから取り出して検査するものは、取り出しやすいところにまとめてパッキングしておくとスムーズです。
    また、身につけていたものをトレーに出していった結果、トレーが小物だらけになってしまうと、検査後も大変です。小物収納に便利な〈TABITUS〉の『トラベルマルチケース』『ピルポーチ』などを利用すれば、小物をまとめて入れられ、バッグの出し入れも楽です。



     



    国内線の保安検査場通過締め切りは出発の20分前

    2019年10月27日以降、全国の空港で国内線の保安検査場通過締め切り時刻が、出発時刻の20分前に変更となりました(以前は15分前)。なお、LCCでは25分前や30分前というところもあるので注意しましょう。
    保安検査場が混雑していると、もっと早い時間から並んでいなければ搭乗に間に合わないということもあり得ます。時間には余裕をもっておきましょう。

    保安検査では、自分がモタついてしまうと、後ろに並んでいる人をイライラさせてしまうことも…。ちょっとした事前準備をしておくことで、スムーズな検査が可能になります。結果的に、手荷物検査の混雑の解消につながるかもしれません。

    ※紹介した内容は、記事作成時点(2020年1月)のものです。機内持ち込みや預け荷物の制限については、随時変更が加えられます。ご利用の航空会社や国土交通省からの情報を確認することをおすすめします。

    ※国内線と国際線、またそれぞれの国や航空会社により、機内持ち込み可能なものには違いがあります。事前確認を行いましょう。

    この記事に関連するキーワード:ケースポーチ出張手荷物旅行空港

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