海外への旅行や出張の際には、長い時間を飛行機内で過ごすことになります。座席のグレードによって差はあるものの、フライト中は体勢が制限されたり、体調に影響が出たりする場合も。このページでは、このコラムで過去に掲載した記事の中から、長時間フライト時の対策に役立つものをピックアップしてご紹介します。
腰痛持ちの方だけでなく、普通の方でも長時間同じ姿勢でシートに座っていると、腰や背中に負担がかかり、痛みを感じてしまう事態になることがあります。できるだけ腰にかかる局所的な負荷を軽減することが望まれますが、限られたシート空間では、ラクな姿勢を取ることもままなりません。
時々席を立ってストレッチして筋肉をほぐしたり、血流を促したり、身体を動かすなどすることのほか、座席で使用する腰痛対策アイテムを機内に持ち込むことも効果的です。
海外への長距離移動の機内では、時差などを考えると、睡眠をとることも重要です。ハイグレードの座席では、シートがベッドのようにほぼフラットになるようなタイプもありますが、一般的なシートの場合、睡眠時に首が安定せず、大きな負担がかかってしまうことも。目覚めた後、首に痛みや違和感を持ちながら過ごすのは、とても不快です。
長距離移動の際に持っておきたいのは、首への負荷を軽減してくれるネックピロー。さまざまなタイプのものがあるので、最適なものを見つけて、機内での快適な睡眠を手に入れましょう。
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個人差がありますが、長時間にわたって飛行機に乗っていると、上空での乱気流の影響などで機体が揺れ、気持ちや気分が悪くなってしまうことがあります。その他にも、離着陸時の急な加速/減速や、気圧の変化、におい、音、精神的な不安感、長時間の着席による身体の圧迫などが、吐き気などの体調不良を引き起こす要因となり得ます。
機内で快適に過ごすために、飛行機酔いをできるだけ抑えるための予防策を実践しておくと安心です。また、もし酔ってしまった際には、その対応策を知っていると役立ちます。
海外へ行く場合は、“時差ぼけ”対策も取っておきたいもの。機内にいる時から、現地時間での現地到着時刻に合わせた生活リズムに合わせるようにするなどの事前策や、到着してからの回復方法も知っておくと便利です。
さらに、機内の湿度は通常20%以下なので、肌・喉の乾燥にも要注意。低湿度の環境に長時間いることで風邪などをひかないよう、乾燥対策も必要です。
長時間のフライトに臨む際には、身体の痛みや体調管理のための方法を把握しておくことがおすすめ。長時間フライト対策をしっかり取って、快適な空の旅を楽しみましょう!