出張中も仕事をしなくてはならないというビジネスパーソンは多いでしょう。移動の機内や車中や喫茶店など、出張中も時間と場所を見つけては仕事…。周りの騒音を気にせず、集中して仕事ができる場所と言えば、宿泊先のホテルです。今回は、仕事がしやすいホテルについて、考えてみましょう。
ほとんどのビジネスパーソンが、仕事にパソコンを使っており、出張にもノートパソコンやタブレットを持っていきます。キーボード操作を考えると、客室内のデスクの奥行きは、少なくとも45cm以上は必要です。また、資料を開いて置いたり、マウス操作もするのであれば、広めの横幅が欲しいもの。ホテルによっては、せっかく広いデスクであっても、テレビが設置されているおかげで、実際に使えるデスク幅が狭くなってしまっているというケースがあります。
また、デスク周りにコンセントが備えられていることもポイント。最近では、コンセントのほかに、USBポートがデスクに設けられているホテル客室も増えており、スマートフォンの充電などに重宝します。古いビジネスホテルでは、デスク周りに備え付けドライヤー用のコンセントが1つしかない場合も。そうした時に備えて、テーブルタップ(延長コード)を持参していくのも良いでしょう。
こちらも合わせて読んでおきたい→ホテル客室で起こりがちな“充電問題”を解決しよう!
インターネットに接続して仕事を行わなければならないことも多いと思いますが、最近では多くのホテルがWi-Fi接続を無料で提供しています。最初にパスワードの入力を行う必要がありますが、一度設定すればあとは快適。もちろん、スマートフォンのWi-Fi接続もOKです。
ホテルによっては、Wi-Fi通信が不安定だったり、Wi-Fiの提供がないケースも。LANケーブルによる有線LAN接続が提供されているホテルもあるので、事前に確認しておきましょう。
一般的に、ホテルの客室はやや暗め。資料を読んだり、デスクワークの際に手元を明るくしてくれるデスクスタンド(照明)を貸し出してくれるビジネスホテルもあります。フロントに確認してみましょう。また、客室内は乾燥しがち。加湿器や空気清浄機の貸し出しを行っているホテルもあるので、状況に応じて利用するのもオススメです。
デスクと椅子の高さが合っていないと、長時間のデスクワークがつらくなります。背もたれがない椅子の場合も、ちょっとした時に気になることも。クッションやバスタオルなどで椅子の高さを調整したり、フロントに背もたれ付きの椅子を借りたりして、自分なりの仕事環境をつくって作業をはかどらせましょう。
リラックスしながら仕事ができるのも、ビジネスホテルの利点と言えます。ベッドの上で脚を延ばし、枕を背もたれにして、ノートパソコンやタブレットを使ったり、資料を読んだりすることも可能。仕事に疲れたら、すぐに横になれるし、気持ちもカラダもリラックスできます。
あなたも出張時、ホテルにこもって仕事をしてみては?普段とは違う環境の中で仕事することで、作業に集中できたり、思わぬアイディアがひらめいたりするかもしれませんよ。