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達人レビュー2016.10.27

達人レビュー Vol.1 -旅ギア選びの条件は「機能性」と「見た目」

真下武久真下武久

あなたの旅に“心地よさ”をプラスする〈タビタス〉のバッグやプロダクトたち。でも本当のところ、その使い勝手はいかに? というワケで、実際に世界中を飛び回るトラベルライターに〈タビタス〉製品をお預けして、取材旅行に行っていただきました。

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トラベルライターなんていうと聞こえはいいかもしれませんが、ほとんどの取材は移動に次ぐ移動の連続です。ホテルにチェックインしたら荷解きをして、その翌朝にはパッキング→次の取材地へ移動、という毎日(涙)。だから旅グッズに求めるものは、なにはなくとも「機能性」ということになります。

で、その次に重要なのが、「見た目」のスマートさでしょうか。

旅の道程では、取材先の広報担当者や要人にお会いしてお話を伺うことがあります。時には一流ホテルやショップの取材が組み込まれ、プレスパーティなどのかしこまった席にご招待されることも。“機能偏重・オシャレ感ゼロ”というグッズはやはりいただけません。もちろん気分的にも!

つまり、機能性と見た目がほどよくクロスオーバーしたアイテムが一番、ということになります。コレって、普段の旅やビジネストリップでも同じことが言えるかもしれませんね。

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旅先でこそ実力を発揮するスグレモノ

さて、今回訪れたのは東南アジアに位置する熱帯の某島国。いつものごとく、毎日ホテル移動のうえ、山もビーチも都市部も訪れるというハードスケジュールでした。

そこで、持参したグッズは、手持ち、肩掛け、リュックにもなる「3wayバッグ」と「収納ケース・3サイズセット」です。
まずは「3wayバッグ」を実際に使ってみた印象からお伝えしましょう。
今回、機内へ持ち込んだのはこの「3wayバッグ」ひとつ。ノートPC、パスポート、財布、携帯電話、眼鏡、ヘッドフォン、ガイドブック、機内で読まなければならない資料、機内用に小分けしたアメニティがスムーズにパックインできました!

この他、ロスバケやロングフライトに備えて、1泊分くらいの着替えは余裕で入る収納力です。つまり1泊2日の出張なら、このバッグひとつでOK!

2段目のファスナーを最後まで開けると、バッグ自体が完全にオープンになるのもうれしい機能でした。収納しやすいのはもちろん、何をどこに入れたかが、ひと目でチェックできるのが便利です。旅先では「アレ、どこにしまったっけ?」というのは、本当によくあることですから。

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腰痛にはリュック機能が効く!?

実は普段使っているのは手持ちと肩掛けの2wayなのですが、リュックがこんなにも機能的だとは思いませんでした。

個人的に腰痛持ち、という理由もあるかもしれませんが、手持ちや肩掛けに比べると身体(特に肩や腰)への負担が少なくてGOOD。例えば、意外に歩かされることが多い空港内の移動も、いつもに比べると断然快適でした。(普段は素通りしているDFSにも思わず立ち寄ってしまったほど)。両手が空いているので、買い物をするにせよ、携帯で写真を撮るにせよ、イミグレーションカードを記入するにせよ、いちいちバッグを置かなくていいのでストレスフリー! もちろん取材をする時にも、リュックであることが思いのほか役に立ちました。

おまけに背中と肩に接触するパーツは、蒸れにくいメッシュ仕様。蒸し暑い熱帯の島国で、その機能を発揮してくれたことは言うまでもないでしょう(←クッション性もあって、腰や肩への負担もそれほど感じませんでした)。

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ちなみに、バッグ内部のポケットには、横持ちでも縦持ちでも中身がずれ落ちないように、斜めのスリットが入っていました。こういう優れたディテールは、さすが“JAPANブランド”ですね。

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見た目はシンプル&スマートがいい!

それから実用的で重宝したのが、1段目のファスナーを開けたところにある2重構造のポケット・イン・ポケット。このポケットには、パスポートや日本円を入れた財布などの貴重品を収納していました。ここに入れておけば、他の荷物を出し入れする際に間違って落とすこともなく、治安の悪い国でもとりあえずは安心です。

貴重品は小さなポーチにまとめておいて、そのままこのポケット・イン・ポケットに入れておくといいでしょう。で、ホテルに着いたら、ポーチごとセーフティボックスへ。これならホテル移動が多い出張にも便利です。

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さらに肝心の見た目はというと、ご覧の通りのシンプル&スマート。本体背面にはスーツケースのキャリーバーにドッキングできるスリーブが付き、飽きのこないデザインとカラーリングは、カジュアルな装いにもスーツスタイルにもバッチリ合います。

今回はキチっとしたファッションで赴く機会はあまりなかったのですが、時には“ジャングル取材の後にそのままシティホテルで現地のセレブをインタビュー”なんてことも少なくありません。どんな服装やシチュエーションであっても、それなりの“きちんと感”を出せることはバッグ選びの条件のひとつに挙げられます。

収納ケースはサイズ別で揃える!

続いて「収納ケース・3サイズセット」の感想をお伝えしましょう。

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大きさは(大)が縦40×横53cm、(中)が縦27×横40cm、(小)が縦21×横27cmくらいです。(大)はサイズ的にたたんだYシャツ2枚分ほどの大きさなのですが、今回はノンプレスの洗いざらしのシャツを持参したので4枚も収納できました。

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おまけに、わたしがふだんから愛用しているスーツケースの幅にもジャストフィット。おそらく一般的なスーツケースのサイズに合わせてデザインされているのでしょう(さすがJAPANブランド!)。

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(中)はYシャツ1枚分ですが、例えば、プラスしてTシャツ1枚、パンツ、靴下くらいは十分に収納可能。つまりは1泊分の着替えを入れるのにちょうどいいサイズ感です。そして予想通り、前述した「3wayバッグ」にも驚くほどピタッと収まりました。万が一、ロストバゲージの不運に見舞われても、当座の着替えを入れ、手持ちのバッグに収めておけば安心です。

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(小)はちょっとした小物用。歯ブラシや眼鏡、コンタクトレンズ、リップクリーム、常備薬を入れて、機内持ち込み用のアメニティバッグとして活用するのが個人的にはオススメです。あるいは、充電機や変圧器、レコーダー、各種コードなど、デジタルデバイスの周辺機器をまとめて入れておくのもいいですね。

この3サイズある収納ケースを上手に使い分ければ、面倒なパッキングもイージー&スピーディーに完了します(実際に完了しました!)。

旅というのは、素敵な出会いや新鮮な発見がある一方で、見方を変えれば、ストレスの積み重ねのようなものです。そんなストレスを軽やかに減らし、旅をいつもの生活の延長のように快適にしてくれるのが優れた旅グッズの在り方だと思います。

今回、試させてもらった「3wayバッグ」と「収納ケース」もまさにスグレモノ。「ぜひ、次回の取材旅行でも使わせてください!」と、この企画の担当編集者さんに “欲しい”アピールをしてしまったことを付け加えておきます(笑)。

旅の達人/真下武久(ましも・たけひさ)さん
1973年生まれ。立教大学卒業。神奈川県藤沢市辻堂在住。スノーボードインストラクター、バックパッカーなどを経て、雑誌、ウェブサイトの編集&執筆業務に携わる。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして、男性ライフスタイル誌、企業広報誌、ウェブサイトなどに寄稿。旅、カルチャー、食、ワイン&リカーといったジャンルをメインに活動中。

この記事に関連するキーワード:3wayバッグガジェットトラベルグッズ収納海外出張

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